プログラミングの需要が多くなっている背景

日本国内ではプログミラングの需要がかなり高まっています。インターネットが普及し、個人でも最低一台PCを所有しているケースも多く、デジタル媒体に触れる機会も増えてきています。

そのような背景の変化もあり、プログラムを使った仕事の重要性や比重が各分野において高まっており、結果として、プログラミングができる人の需要は以前と比べて増していると言えます。

現在の産業構造を大きく変える可能性があると言われている、人工知能(AI)ですが、AIが進歩して普及することで、既存の職業の多くが取って代わられると言われているものの、そのAIのベースとなるITの技術を持った人材は、むしろ、より必要になるという背景があります。

また、小学校の授業でもプログラムが本格的に導入される流れになっています。小学校のような初期の義務教育においてもカリキュラムの一環として導入されるわけですから、それくらい重要性が高まっていることの裏付けとなっていると言えます。

かつての日本では、最低限学んでおきたい素養として、「読み書き、そろばん」といったフレーズがありましたが、これからの日本においては、「読み書き、そろばん、プログラミング」といったフレーズに変化していってもおかしくない時代になりつつあるでしょう。

プログラミングを学習するメリット

プログラムを学ぶことによってさまざまなメリットを得ることができます。社会的にプログラムへの需要が高まっていますので、将来の仕事に困りづらいという側面は大きいでしょう。

プログラムと言っても、言語は多岐にわたるため非常に幅広く奥の深い世界ですが、専門レベルのスキルを持った人であれば、どこかしらで働ける場所があるのが現状です。その点で、プログラムはつぶしがきくスキルということができます。

プログラミングができれば、雇われて仕事をするだけでなく、独立して仕事もしやすいという利点があります。プログラムは専門技能ですので、自営業者として個人でやっているプログラマーも多数存在します。将来的には、独立して仕事をしたいと考えている人にとっても、プログラムを学ぶ価値はあると言えるでしょう。

また、将来、直接プログラムを書く仕事をしない場合でも、プログラミングの素養があるのとないのとでは、エンジニアとの意思の疎通のしやすさが大きく変わってきます。

プログラマーになるかどうかにかかわらず、IT業界で働くのであれば、プログラミングについては最低限の経験があったほうがスムーズに進むのは間違いないです。

プログラミングを学ぶメリットは金銭的なものが多いですが、それ以外だと、知能を鍛えるのに非常に効果が高い点が挙げられます。

プログラムは論理的な思考能力を鍛えるのに向いており、頭が良くなければ、複雑なプログラムを書くことはできません。同時に、高度で込み入ったプログラムを書こうと悪戦苦闘しているうちに、どんどん頭が良くなっていくという側面もあります。

プログラムを書く上で、紙やPCのメモ帳など補助的な作業ツールを使うほうがやりやすくなりますが、基本的には、自身の頭の中で抽象的な概念を操作して、論理的に組み立てていくことになります。

ですので、プログラムはある程度年齢が上がった人だけに向くのではなく、教育の一環として子供の頃からスタートするというのも非常に有効です。

プログラムのような高度に頭を使う作業を子供のころからやっていれば、知能の発達度合いも、何もしない場合と比べて、かなり進むのは間違いないと言えるでしょう。

また、大学受験などにおいても、難易度が高い学校ほど、暗記だけでは太刀打ちできない、論理的な思考力の高さを問う問題を出題してきます。こういった地頭の良さ、論理的な思考力の高さというのは、プログラムによって間違いなく鍛えられるので、中高生の間接的な受験対策としても活用できると言えます。

プログラミングを学習する方法いくつか

1.独学:書籍を入手して学習

プログラム学習の基本は書籍を購入しての独学です。書店に行けば、さまざまな言語の書籍が売られています。

今は、プログラミングについてインターネット上にたくさんの有益な情報があふれています。ですので、書籍を使わずとも、学びをしっかりと進めることは不可能ではありません。

ですが、使いやすさという点で、インターネット上の情報など、デジタル媒体の情報は見づらい部分もあるため、書籍のほうが学びやすいケースも少なくありません。なので、このジャンルの入り口としては、書籍から入るというのが、一番オーソドックスでやりやすいのではないかと思います。

書店には様々な本が売られていますので、きちんと中身を確認してから購入することが重要です。タイトルや表紙がわかりやすくて魅力的でも、中身は意外とわかりづらく、難解というケースもたまにあります。

また、自身の学習レベルをしっかりと把握して、そのレベルにあったものを選択するということも重要です。プログラムの学習においては、背伸びをするのは挫折のもとですので、あくまで自分のレベルに合ったものえらんで、初歩から確実に足元を固めていくというのが、途中で挫折しないための最重要ポイントです。

2.独学:学習サイトで受講する

インターネット上には、プログラム学習のためのサイトが多数存在しています。無料ですべて学ぶことができるものから、有料のものまで、非常にバラエティに富んでいます。

本格的に学びたいという人は、最初から有料の学習サイトを活用するという選択肢もありますが、無料でも優れたものもありますので、最初はお金をかけずに進めていくのも悪くないと言えるでしょう。

ネット上の学習サイトは無料で役に立つものも多いですが、無料のものは網羅性に欠けるケースが多いという欠点があります。無料のサイトは個人が運営しているものも多く、書籍ほどには一つのサイトでかなりの部分まで網羅されていないというケースも多いです。

ですので、プログラムを独習するのであれば、網羅性の高い書籍をベースにしつつ、足りない部分やわかりづらい部分を、ネットのサイトで補うというスタンスが良いでしょう。

書籍だけだとわかりづらい部分というのは間違いなく出てくるので、その時に、学習サイトを活用するようにするとスムーズです。書籍とサイトを合わせて活用していくのが、独習におけるもっともオーソドックスなスタンスと言うことができます。

また、ウェブで学べるサービスでも、ドットインストールのような非常にクオリティが高く、わかりやすいものも存在します。ドットインストールは、初歩からテンポよくサクサクと学びを進めていくことができますので、必要に応じて活用してみましょう。

3.独学:学習アプリで学ぶ

プログラミングの独習には、書籍やウェブ上のサイト以外でも、専用のアプリがあったりします。こういったアプリを使うと、PCやスマホで特定の言語について学ぶことができるため、あたかも優秀なコーチがついているかのように、楽しく効率よく学びを進めることができるのが良いところです。

非常に有名なものでいうとプロゲートをあげることができます。プロゲートはゲーム感覚で楽しく、学びを進めることができるアプリで、プログラムという取っつきづらそうなイメージのある分野のハードルをかなり下げている点が優秀です。

プロゲートはイラストも多く活用されていて、非常に見やすいですので、初心者の人に向いています。元IT企業経営者の堀江貴文さんが絶賛するのも理解できます。

ただ、こういった学びのためのアプリというのは、初歩の人向けという位置づけになります。一定以上のレベルになると、人によって作りたいものが大きく異なってくるため、アプリでの学びには限界があります。そのあたりの特性はしっかりと押さえておきたいところです。

4.パソコンスクールや教室に通う

プログラムが学べるパソコンスクールや教室に通うというのも有効な方法と言えるでしょう。かなり初歩的なところから教えてくれるところや、高度な内容まで対応しているところまで、カリキュラムはスクールによって様々です。

プログラムを学ぶということは、自分一人で黙々と進めていく独習が基本ですが、独習スタイルだとわからないことが出てきた時に、すべて自己解決しないといけなくなります。レベルがそれほど高くないうちは良いですが、高度になってくると大変です。

その点、先生がいるスクールであれば直接質問をすることができるので、壁にぶつかった時に乗り越えやすいという点は良いところです。

ただ、スクールや教室というのは、独習でやる場合と比べてお金がかなりかかります。なので、そのあたりのコストに見合ったスクールをしっかり見つけ出すという点が、大きな課題になると言えるでしょう。

5.オンラインのプログラミングスクール

IT技術者の需要の高まりを受けてか、有料で学べるオンラインのプログラミングスクールも数がかなり増えています。

オンラインのスクールといっても、通信教育みたいに独習で黙々とやるということではなく、きちんとした指導者がつくタイプのものも登場してきており、通常のパソコンスクールや教室などと大差ない環境ということができます。オンラインのスクールで有名なところと言えば、テックアカデミーやコードキャンプなどをあげることができるでしょう。

こういったオンライン上のスクールは、立地に関係なく学べるという点が非常に良いところです。通常のパソコンスクールや教室は、都市部に集中していますので、そういった地域から離れて住んでいる人にとっては、学びたくてもなかなか難しいのが現状です。

ですが、オンラインのスクールであれば、そういった立地に関係なく学べますので、プログラムを学ぶ上での一つの有効な選択肢と言ってよいでしょう。

もちろん、オンラインとはいえスクールですので費用はかかります。なので、それなりにまとまった費用を捻出してでも学びたい場合に、こういったオンラインのスクールを利用するべきでしょう。

6.もくもく会、勉強会、オフ会に参加する

プログラムを学ぶということは、一人で黙々と習得していくのが基本スタイルです。ですが、定期的に勉強会やオフ会など人が集まるところに参加してみるのも有効です。

一人でやっているとどうしても視野が狭くなってしまったり、学び方も単調になってしまいがちですが、人との接点を持つことで、そこに新しい風が吹き込まれることになります。自分の殻に閉じこもりがちなジャンルだからこそ、たまに人のいる場所で学んでみることの重要性は高いと言えます。

また、最近だともくもく会という、各自の作業をベースにした集まりも普及しつつあります。プログラムを書くというジャンルにおいて、もくもく会は非常に相性が良いと言えます。

人との接点は保ちつつ、基本的には、各自がもくもくと作業をするスタンスは非常に合っていると言えるでしょう。興味がある人はぜひ参加してみるべきです。

この分野の学習を本格的に進めていく上で、人とのつながりはあったほうが間違いなく良いです。もくもく会や勉強会、オフ会などに定期的に参加していると、仲良くなる人もでてくるので、そういった人たちとの横のつながりを大切にしていくと、さらに学びを進めるのが楽しくなると言えるでしょう。

7.本格的に専門学校や大学に通う

情報や通信系の専門学校や大学に通うというのも、このジャンルの学びを進める上で、有効な選択肢の一つということができます。

専門学校や大学がパソコンスクールやオンラインのスクールと決定的に違うのは、将来の進路とも関係が深いという点です。スクールの場合、その言語についてより深く学びを進めていくという点が目的となりますが、専門学校や大学の場合には、卒業した後、IT関係の仕事に就くことも含めて学びが進んでいくことになります。

なので、将来、IT関係の仕事につきたい場合には、本格的な専門学校や大学に通うというのがベターと言えます。ですが、専門学校や大学は、それなりに長く通わないといけないですし、学費もかなりかかります。

ただ単に、プログラム言語をより深く学びたいというだけであれば、独習やオンラインのスクールだけでも十分に達成することができます。専門学校や大学はあくまで、将来の進路も見据えて通うべきですので、この辺りの特性についてはしっかりと理解しておくべきでしょう。