Amazon Cloud9とは

Amazon Cloud9は、プログラミングの開発環境を無料で簡単に準備することができる優れたサービスです。アプリの開発やデータベースの構築など、本格的な環境構築が必要なものをクラウド上で行うことができます。Amazon Cloud9は統合開発環境(IDE)とも呼ばれ、アプリ開発のために役立つ様々なツールも用意されています。

Cloud9は、元々、クラウド型IDEとして独立して運営されていましたが、2016年にAmazonに買収されたことによって、Amazon Cloud9となっています。

Amazon Cloud9を使うと、現在作成しているプログラムのテストを行ったり、試験的に動かしてみるなどといったことも簡単にできるようになります。

クラウド上で利用できるサービスのため、PCに何らかのアプリケーションをインストールしないでも用いることができます。インターネットに接続できる環境があれば、どこでも使うことができ、好きな時にアプリの開発など進めることができます。

本格的なプログラミングをする上で、開発環境の構築が初心者の人にとって一つの大きなハードルとなっていました。ですが、Amazon Cloud9を利用すると、開発環境の準備を簡単な設定で行うことができるようになったため、プログラムを作成するという部分だけに労力を割けるようになった点が、大きな利点と言えます。

プログラミングの学習ソフトというには程度が高いですが、現在、プログラムについて学び始めている段階にいる人でも、登録して利用できるようにしておいて損はないサービスと言えます。

Amazon Cloud9の利用にはAWS会員の登録が必須となります。クレジットカードの登録が必須となりますが、機能自体は無料でもかなり使うことができます。AWSの会員登録時に、ベーシックプラン、開発者プラン、ビジネスプランからサポートプランを選ぶことになりますが、無料のベーシックプランを選べばOKです。無料でも十分役に立つツールですので、興味がある人は登録して活用してみると良いでしょう。

ローカル環境構築不要なCloud9が便利

Cloud9はローカルな環境を構築せず、インターネット上でプログラミングが行える点が便利なサービスと言えます。

プログラムを書いて実行する上で不可欠な、テキストエディタやコンパイラーなど必要な機能が幅広く網羅されている点が非常に便利です。

また、クラウド上で使えるサービスなので、PCが変わっても全く同じ環境で活用できる点も非常に便利です。インストールして使うタイプのIDEだと、そのPCでしか使うことができず不便なことが多かったですが、ネットに接続できる環境さえあれば、どのPCでも同じように使えるという点はかなりありがたいです。

インターネット上で利用するため、対応しているブラウザは必須となります。現在では、Google ChromeとFirefoxに対応していますので、IEなどを使っている人は、対応したブラウザをインストールする必要があります。

Cloud9はPCのスペックによっては動作が重くなる可能性がありますので、非常に軽くて使いやすいGoogle Chromeがオススメです。

Cloud9には共有機能がついており、他者に自分が書いたプログラムをチェックしてもらうことも容易にできます。エラーが出て自己解決が難しい場合は、実際にコードを共有してみてもらうことで、どこが間違っていたのか、アドバイスをもらうことも可能です。

インターネット上で活用するサービスのため、他者からアドバイスをもらったり、共同開発を行いやすいという点も、Cloud9の非常に便利な部分でしょう。

今や開発者にとって欠かせない存在となっているGitHubやBitbucketなどといった有名なツールとも連携ができる点も、Cloud9の便利な部分と言えます。

ただ、Cloud9は海外のサービスのため、現時点で日本語対応していない点は注意が必要です。とはいっても、基本的な単語の意味さえ分かれば、それほど難しくはありませんので、慣れてしまえば、それほど困ることは無いと言えるでしょう。

また、Amazon Cloud9の利用は基本的に無料なのですが、Cloud9を動作させているインスタンスは従量課金制となっています。もっとも、AWS登録から1年間は無料枠で利用することが可能ですし、その後でも、1時間当たり約1円程度のコストですので、相当長時間活用しても、大した金額にはならず、かなり良心的な費用と言うことができます。

Cloud9でできるプログラミング言語

・HTML
・Javascript
・PHP
・Ruby
・Python

Cloud9では数多くのメジャーなプログラミング言語に対応しています。HTMLやJavascript、PHP、Ruby、Python、C++など40以上のプログラミング言語に対応しているため、自身が学習している言語に対応している場合は、迷わずCloud9を利用して見るべきでしょう。

2019年1月現在